長かった夏が終わり、実り多き秋が深まってまいりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。
久しぶりの麹町グルメ、今回は千代田区一番町にある村上開新堂レストランを訪れました。
村上開新堂は、「日本で初めての日本人による洋菓子専門店」として1870年(明治3年)に創業し、日本の洋菓子の草分けとして歴代当主が創意工夫を重ねながら国内外多くの人々の舌を楽しませてきました。
1965年には四代目村上寿美子さんがフランス料理のレストランをオープン。以来、「友人の家に招かれたような」をコンセプトに、旬の食材を使いながら日本人の口に合ったフランス料理を提供なさっているそうです。
さて、ここからは事務所の“女子”会で頂いたお料理をお写真とともにご紹介いたします(^^)
前菜は、「冷製茄子のオリーブオイル焼き」または「カワハギと焼カブの肝入ハーブ和え」のうち、カワハギとカブのお料理をご紹介。
秋のカブは甘みが強いのが特徴とのこと、カワハギの肝の苦みとのハーモニーが絶妙で、なめらかなカブのムースを添えていただくとさらに美味しい一品でした。
スープには、南瓜そのものの味を存分に味わえるポタージュをいただきました。
ほのかに甘いアーモンドの泡がより一層南瓜の甘みを際立たせていました。
おまちかねの主菜は、5種類の魚・肉料理の中から選択できたのですが、女子会メンバー全員が迷うことなく肉料理を選びました(笑)
特に「牛肉のブルギニヨン風煮込み」はレストラン創設時からのクラシックメニューの一つとのこと、是非みなさまにもお召し上がりいただきたいです。
デザートは、旬の果物を使った見た目にも可愛いお料理をそれぞれに。
コースのお料理とは別に、「今月のチーズ」としてそれぞれ1種類ずつチーズをいただきました。
左上から時計回りに、ミルクの香り豊かな白カビチーズ「クロミエ」、花びらのような形で見た目も美しい「テットドモワンヌ」、穏やかな塩味になめらかな食感の青カビチーズ「ブルードラカイユ」。
どれも濃厚でとっても美味!ワイン好きにはたまらないであろう贅沢な一品でした。
お食事を楽しんだ後は、建物の一角にある五代目の山本道子さんがオープンした「山本道子の店」で焼き菓子をお土産に買って事務所に戻りました。
思い出すほどに心もお腹も満たされた素敵なレストランで、今度母の誕生日にでもランチをご馳走しようかしら、なんて思いながら筆を置きたいと思います。