堀内法律事務所のブログ「止まり木」にようこそ。

当ブログでは、事務所のスタッフ(+α)が、身近な四季の風景や、思い出の風景、 おすすめの本の紹介などを綴りながら、 ここでちょっと羽休めをしております。

お時間がおありでしたら、止まっていってください。

順番を待ちながら

予約時間よりかなり早めだったが、外出先から直接歯科医院に直行した。待合室でのんびり待っていたら、静かな空間に、ひたひたと音楽が流れてきた。耳を傾けると、『流転の王妃・最後の皇弟』のメインテーマだった。(平成15年テレビ朝日放映)
葉加瀬太郎作曲の、この哀愁に満ちた曲を聞くと、いつも一枚の絵を思い出す。「ロシアのモナリザ」と称されるクラムスコイの「忘れえぬ女」だ。その時もやっぱり脳裏に浮かんだ。


一人の若く美しい女性が馬車の上から虚ろな眼差しをこちらに向けている。装いから上流階級の女性と思える。その表情は押し寄せる悲しみに茫然としているようにも、じっと耐え忍んでいるようにも見えるが、心の奥には強い意志を秘めているように見える。

 

 

いったい彼女に何があったのか? ずっと謎だったが、順番が来るまで推理してみることにした。先ずは想像で、彼女の動きを映像のように巻き戻してみる。

―馬車から降りて、足早に彼女が建物の中に戻って行く。そしてそこには、男性が一人立ち竦んでいる。精悍な顔立ち、貴族出身の文官のようだ。二人は熱く抱擁を交わす。会話はなく、互いの目には涙が溢れだした。

想像上では別れのシーンだった。これであの絵は別離直後の彼女を描いたものと判明。では愛し合う二人は、何故別れることになったのだろう?

この絵が発表された当時のロシアでは、これはトルストイの「アンナ・カレーニナ」に触発されて描かれたと主張する説が有力で、実際この絵をカバーにして本が出版されたこともあったとか。しかし、私のイメージは違う。トルストイではなく、ドストエフスキーなのだ。

私は連鎖的に彼の『貧しき人々』を思い出した。この本の中にイメージがぴったりな二人がいるからである。『貧しき人々』は、中年の下級役人のマカールと、天涯孤独の娘のワルワーラの往復書簡で、二人は文通で励まし合い、互いの貧しい暮らしを支え合ってきた。

 

若く美しいワルワーラは、聡明で絵の女性にぴったりだが、うだつの上がらないマカールはあまりにチマチマしていて、彼は論外! 彼より彼の若き上司がすばらしい。「閣下」という尊称で呼ばれているその男性は、エリート官僚なのだが、謙虚で温厚な人物だった。ドストは彼の外見の描写に手抜きをしているが、凛々しい閣下がハンサムでないはずがない。

 

ある時、貧困ゆえにミスを犯してしまったマカールを、閣下は叱責するどころか、彼の苦しい事情に理解を示し、その対応は驚くほど思いやりに満ちていた。マカールならずとも私まで大感激してしまった。

前置きが長くなったが、そんなわけで、絵の女性とその恋人のイメージは、ワルワーラとこの閣下なのである。

だが、作中では二人は出会うことなく、貧しさに追い詰められたワルワーラは、俗物的な地主の、ブイコフに嫁いでこの物語は終わる。
二人が巡り会わなければ、私の推理は成立たない。故に文豪には大変申し訳ないが、続編を考えさせていただく。

―ブイコフは地方の裕福な大地主だったが、老人だったので、ワルワーラが嫁いだ直後に亡くなり、彼の豊かな資産と土地はすべて彼女のものとなった。利発な彼女は、それを元手に得意な洋裁と刺繍の大規模な洋装店を開店し、さらにその収益で、広大な所有地に紡績工場までも設置した。数年で莫大な利益を得て、ワルワーラ―は都会の有力者の仲間入りを果たし、貴族の閣下と出会うのである。二人が恋に落ちことは言うまでもない。

イメージの二人がこのとおりなので、絵の二人が相思相愛なのは当然となる。とは言え、依然として別れの理由は謎のままである。

ロシアでは今でもこの絵を『アンナ・カレーニナ』にかぶらせて観る人が多いそうだ。だが私は絵の女性は、不倫の愛に翻弄されたアンナではなく、貧困を乗り越え、自らの力で人生を切り開いた(に違いない)ワルワーラだと思う。絵の表情から感じられる密やかな矜持は、別離の理由がもっと大きな「使命」によるものであることを感じさせるからだ。

では大きな使命とは何か? それは「ロシア革命」ではないかと思う。(そう思いたいのである)そのためには時代を帝政ロシアの末期に進めなければならない。『貧しき人々』が出版されたのは1846年で、革命までには71年もの時の隔たりがある。これをどう推理し、どう想像すれば謎は解けるのだろうか?

絵の女性をワルワーラの孫にしたらどうか? あるいは時空を超えて、ワルワーラをその時代にワープさせる方法もある……革命は彼女と閣下の運命をどう変えていくのか? いよいよ大詰めを迎えたその時、
「お待たせしました! 診察室にお入りください」と、ピンク色のユニフォームの、ふくよかな歯科衛生士が、扉を開けて言った。続きはまた葉加瀬太郎の曲が聞こえてきたときに考えることにしよう。

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麹町グルメ~エリオ・ロカンダ・イタリアーナ~

 

こんにちは。
9月に入っても厳しい残暑が続いていましたが、
ここにきてようやく秋の気配が感じられるようになりました。

食欲の秋、ということで、今回は事務所近隣の麹町グルメをご紹介したいと思います。

今回訪れたのは、
半蔵門駅から徒歩3分ぐらいのところにある
イタリアンの老舗『エリオ・ロカンダ・イタリアーナ』
かわいらしいエントランス。

 

 

 

 

 

 

 

 

何やら素敵な世界に連れて行ってくれそうな、重厚な木製のドアを開けると

店内にはサッカーチーム?のユニフォームでしょうか。

ずらりと飾られていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入店した11時45分頃にはまだ店内は空いていましたが
12時を過ぎる頃には続々とお客さんが入ってきて、あっという間に満席になりました。
近隣のOLさん、ご家族連れやカップルなど様々で、店内はとても活気に溢れていました。女性客が多い印象。
本場イタリアの方でしょうか。外国人スタッフも多くおり、とても気さくに話しかけてくださいます。

今回オーダーしたのは2,500円のランチコース。
最初のお料理は、前菜かパスタから選ぶことができます。
私たちはパスタにしました。
パスタはラザニアとセダニーニ(マカロニ)から選ぶことができました。

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれ別のお料理をオーダー。
筆者はボロネーゼのラザニア(写真左)にしました。
とても濃厚で美味でした♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フォカッチャとリング型のスナック。
フォカッチャは塩加減もGood。オリーブの香りがふんわりとします。

 

 

 

 

 

 

 

 

メインはお肉かお魚が選べます。
霧島豚肩肉のロースト(写真左)、お肉がとてもやわらかくてジューシーでした!

 

 

 

 

 

 

 

 

デザートまでしっかりいただきました!

店内の雰囲気、お料理の味、スタッフの方のサービス全てが
とても良くまた訪れたいと思いました!

ランチタイムはすぐに満席になってしまうので
予約をしていくことをオススメします。

 

お店HP→http://www.elio.co.jp/restaurant/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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災難

 降って湧いたような災難だった。
 中学時代の仲良し三人組のレイ子とトモ子と私が揃うと今でもすぐその話題になる。
 中学二年の時の、夏の水泳大会の話である。私たちはこともあろうに、大会の花形種目だった「クラス対抗リレー」に出場する羽目になったのである。決して実力があったからではない。
その年はどういうわけか、既に選出されていた正規のメンバー四人のうちの三人が、相次いで病気になったり、怪我をしたりして、出場できなくなってしまったのだ。慌てた担任がいつも三人でつるんでいる私たちに目をつけ、こぞって身代りにしたのである。都合がいいという理由だけで。
 「先生ひどいよね~」
 話題がこのことになると真っ先に私が熱くなる。
 「私は絶対にいやだったから、あの時先生に断りに行ったのよ」
 いくら三人一緒とはいえ、私は自分の犬掻き同然の泳ぎを人前に晒すくらいなら、死んだほうがましだった。友情よりプライドだった。
 放課後、一人で息巻いて抗議にきた私に担任は無気味なくらい優しかった。
「いやな思いをさせてすまなかったな。先生あやまるよ。だけどちょっと考え過ぎじゃないか。リレーのときはみんな興奮しているから、泳ぎ方なんか誰も見てないぞ。すぐに終わってしまうから、頼むよ。出てくれよ」
 妙に納得する言葉だった。
 「あの頃の中学生って。純朴だったのよね。そんな言葉で簡単に説得されちゃうんだから」
トモ子の言うとおりだった。
 かくして水泳大会は瞬く間にやってきて、あっという間にリレーチームの出番となった。
 第一泳者はさすがに正規の選手だけあって、トップで二番手のトモ子に繋いだ。日ごろ真面目で努力家のトモ子は密かに特訓していたのか、予想外の頑張りを見せ、順位をそのまま維持して、第三泳者のレイ子に繋いだ。
 前評判とはあまりに違う展開に、クラスメートたちから大歓声が沸き上がり、待ち構えていたレイ子も怯まず飛び込んだ。が、次の瞬間信じられないことが起こった。
 手足をバタつかせ懸命に泳いでいるつもりだったが、それは誰の目にも溺れているとしか映らなかったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 場内に一瞬緊張が走った。レイ子は学年で一番の美少女だったので、彼女に想いを寄せる男子たちが一斉にプールサイドに駆け寄り、助けようと身構えたそのとき、レイ子はすくっと立ち上がった。
 それからまた瀕死のアヒルのように手足をバタバタさせては沈み、きわどいところで立ち上がった。そうしたことを何度か繰り返した後、最後は堂々と歩いて、アンカーの私のところにやってきた。
 「どうして泳げないのに出場したのよ!」
 思い出すと今さらのように可笑しいやら、口惜しいやらで、レイ子に聞かずにはいられない。
 「私もあのとき泳げないって、先生に言いに行ったのよ。そうしたら『何度立ってもいいから、ただ向う岸に渡ればそれでいいんだ』って先生が言ったのよ。それに『おまえだけに恥はかかせない。残りの二人もおまえと似たり寄ったりの実力だから』とも言ったのよ」
 全くレイ子も純朴すぎる中学生だった。おかげで私は他のチームがすべて泳ぎ終えたプールで、たった一人で泳ぐことになり、死んだほうがましの犬掻きを、全校生徒に披露する羽目になってしまった。挙句の果て、わがチームは開校以来初の「失格」という輝かしい記録を担任に捧げたのである。
 「恥ずかしかったね」
 「もう忘れたいよ」
と、言いながら何年たっても、三人が揃うと、また昨日のことのように思い出して、盛り上がるのである。

テーマ 「水泳大会」

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【本の紹介】『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』

三浦英之著『牙 アフリカゾウの「密猟組織」を追って』(小学館)

 

 

 

 

 

 

ゾウについて私が知っていることと言えば、かあさんも鼻が長いとか、
まれに耳で空を飛ぶ子ゾウがいるらしいということくらいである。
実物を見たことは数えるほどしかないし、自分が見たゾウがアフリカゾウなのか、それともアジアゾウなのかの区別もつかない。
しかし、いま、アフリカゾウは、私たち日本人が「知らなかった」では済ませられないような危機に瀕している。

アフリカゾウは、密猟によって、あと一世代で滅亡するかもしれないというのだ。

本書は、アフリカゾウの密猟組織に可能な限り近づいた取材に基づくノンフィクションであり、インタビュー対象者への接触方法やインタビューの内容、汚職が蔓延している東アフリカ諸国の実情などは非常にスリリングで読み応えがある。
しかし、それ以上に衝撃的だったのは、私たち日本人が、そうとは知らずにアフリカゾウの滅亡に加担してしまうかもしれないということである。

アフリカゾウの密猟の目的は象牙の密売であり、その主な密輸先は中国、そして日本だという。
日本では、象牙は主として印鑑の材料として用いられており、高級印材として人気がある。印鑑の販売サイト等を見ると、そこで売られている象牙の印鑑は、ワシントン条約で象牙の国際取引が禁止される以前に日本に入ってきた象牙を加工したものであり問題はないなどとされている。
しかし、密輸された象牙がそのような正規品として流通してしまうことは想像に難くない。正規品が存在するという状況がかえって密輸品を流通させてしまうということにもなり得る。
したがって、象牙の消費国が国内での取引を禁止しない限り、アフリカゾウの密猟は無くならないことから、国際社会では象牙の取引を禁止する流れが主流になっている。この流れの中で、象牙の最大の消費国であった中国は、2016年に国内取引禁止を決めた。このままでは日本が唯一の象牙の消費国になる可能性がある。

*参考映像:WILDAID Japan Ivory
https://www.youtube.com/watch?v=yw6OQD91EVg

一度滅亡してしまった動物を復活させることは出来ない。
一方で印鑑は象牙でなくても作ることが出来る。
象牙の消費は、アフリカゾウを地球上から滅亡させるリスクを生じさせてまで維持する必要があるだろうか。

象牙の密輸はテロ組織の資金源にもなっているという。
2015年にケニアの大学で起きた大規模なテロ事件(学生ら140人余りが殺害された)の生存者である青年は、著者にこう言った。
「日本人は象牙を買いますか?」

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魅力的な海の生き物たち

早いもので、令和元年を迎えて1ヶ月、2019年も半分が過ぎようとしています。

昨年は記録的な猛暑となりましたが、今年はどうなるでしょうか。

暑い夏を迎える前に少し涼しげな写真をお届けしたいと思います。

先日、千葉県鴨川市の鴨川シーワールドへ行きました。

鴨川シーワールドは、房総半島の外房に位置し、眼前には雄大な太平洋が広がる、千葉県が誇る水族館です。

なぜ、鴨川シーワールドに行こうと思い立ったかというと、昨年NHKで放送された知床のシャチの生態と特集した番組を見て、シャチの知能の高さと力強さに驚かされたからです。

日本で実物のシャチを見ることができる水族館は、ここと名古屋港水族館の2カ所だけだそうです。

 

シャチは専用のプールで泳いでおり自由に鑑賞できます。

また、1日に数回、そのプールで行われるパフォーマンスショーを見ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

↑休憩中のシャチ。

鴨川シーワールドのシャチは、人間の飼育下にあっても、プールで泳ぐ姿は堂々とした海の王者の貫禄がありました。

シャチのショーでは、シャチが客席に水しぶきを豪快に浴びせるパフォーマンスがあるため、前から8列目あたりまではカッパが必須です。

筆者は安全地帯の後方の席で静かに鑑賞しました。が、濡れる覚悟で前方の席で鑑賞すれば迫力あるシャチのパフォーマンスを間近でみることができます。

但し、靴の中まで水浸しになります…(笑)

シャチはとても知能が高く、家族単位で助け合いながら生活しているそうです。

ただ、野生のシャチの生態はまだ解明されていない部分も多くあり、とても神秘的な魅力があります。

 

 

シャチの他にもたくさんのお魚を見ることができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ベルーガ。シャチと同じ哺乳類でおでこのコブが特徴的です。

ベルーガ独特のコミュニケーションの様子(エコーロケーション)などもショーでみることができとても面白いです。

 

その他にも水槽にたくさんのお魚がいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ファインディング・ニモで有名なカクレクマノミ。
イソギンチャクと共生します。

 

他にもたくさんのお魚たちを見ることができます。

都心から車で約2時間。

心身のリフレッシュがてら行かれてみてはいかがでしょうか?

 

(以下、鴨川市のホームページより抜粋)

鴨川シーワールドでは、「海の世界との出会い」をコンセプトにした、生命の大切さとふれあいのすばらしさを感じ、楽しく学ぶことのできる日本を代表する水族館です。

海の王者シャチをはじめ、ベルーガやイルカ、アシカのパフォーマンスのほか、自然環境を再現した展示を通して800種11,000点の川や海の動物たちに出会うことができます。

 

 

 

鴨川シーワールドホームページ

http://www.kamogawa-seaworld.jp/index.html

 

 

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父の朝食

 

 

 

 

 

 

子供の頃家中に漂うコーヒーの香りで目が覚めた。

早起きの父が手動のミルと
サイフォンを使って、毎朝欠かさずコーヒーを淹れていたからだ。

 

「これを飲まないと一日が始まらないからね」
父はいつもそう言っていた。
コーヒーをおいしく味わうために、それに合う朝食も父が調える。

 

 

 

 

 

テーブルの中央に透明な蓋のついた黄色の食パンケースが置かれ、その周りには、瓶の小岩井のバター、雪印の北海道チーズ、いつも繁華街の明治屋で買ってきたジャムやアメリカ製のピーナッツバターなどが並ぶ。

出窓の棚ではポップアップトースターが食パンを待ち構え、その横の真空管のラジオから軽音楽が流れだしている。花の模様のついた魔法瓶もお湯をたっぷり湛えてテーブルの端でぴったりスタンバイ。

 

壁の柱時計が7時を告げかかる頃、季節の野菜や果物をテーブルに載せ、ゆで卵器から家族分のゆで卵をとりだすと、支度は完了。
父親が用意するこんな朝食を当たり前のように家族で食べていたが、昭和四十年前後の北陸地方では稀な光景だったかもしれない。

時代は昭和から平成となり、さらに令和になろうとしているが我が家の朝食は、あの頃父が用意してくれたものと変わりがない。

大きく違うのは、コーヒーが紅茶に変わったことである。
毎朝アッサムのミルクティーを飲まずには私の一日は、スタートしないのである。

 

いよいよ令和時代到来です。

新しい時代がみなさまにとって
いい時代でありますように。

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桜の季節~都都逸で桜を愛でる~

 

 

 

 

 

 

 

 

皆様 季節がめぐりまた春がやってきました。春といえば桜です。
和歌や俳句、軍歌や辞世などで様々に表現され、愛され続けてきた桜ですが、
今回は都都逸と組み合わせて桜を愛でたいと思います。

 

察しておくれよ花ならつぼみ 咲かぬところに味がある
(乙女心です・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

わたしゃ奥山一もと桜 八重に咲く気はさらにない
(気高い一本桜。東山画伯の絵を思い出します)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これほど惚れたる素振りをするに あんな悟りの悪い人
(恋オンチ!・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

惚れたはわたしが重々悪い 可愛と云つたはぬしの罪
(ぬし様、accountabilityは?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢に見るよじゃ惚れよがうすい 真に惚れたら眠られぬ
(寝てるヒマがあったら会いにきて・・・)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

咲いた花なら散らねばならぬ 恨むまいぞえ小夜嵐
(小夜嵐・・・夜に吹く嵐)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

*都都逸とは?*

都都逸は江戸末期に流行した俗曲の一つ。源流は「よしこの節」。
「どどいつどいどい」と囃すようになり「どどいつ節」と呼ばれました。
初代都々逸坊扇歌が節まわしを完成し、三味線の伴奏で洒落た歌詞を即興で
唄ったところ、評判となり「都々逸」などの字があてられました。(有力説)
基本的には七・七・七・五の音数律に従って作られています。
男女の恋愛が主なる題材だったので、「情歌」とも呼ばれ、寄席や座敷などで音曲師によって唄われました。
参考 ウィキペディア(Wikipedia)

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麹町グルメ~麹村~

こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。
ここ千代田区平河町でも、段々と春が近づいて参りました。

お昼時に事務所を出ますと、
通りを行き交う人々の足取りも、なんだか軽やかに感じられます。

本日は、麹町グルメ第2回、和定食のお店をご紹介します。
伺ったのは、「麹村」さん。

事務所を出て左手徒歩1分、お店の前には連日行列ができる、人気店です。

 

 

 

 

 

 

 

コントラストの効いた外観、お店の周辺には、すでに和風だしの良い香りが漂っています。期待が高まります!
どのメニューも魅力的でまよってしまう方には、お店の1番人気「松花堂弁当」がおすすめだそうです。スタッフの一人もこちらをセレクト。

 

 

 

 

 

 

 

品数が多くとてもヘルシー!

お料理が出てくるのもとても早いです。

他のスタッフは

刺身定食

 

 

 

 

 

 

 

豚角煮定食

 

 

 

 

 

 

 

どちらもとても美味しかったです。
角煮定食は、豚肉の脂がほんのり甘く、大根の煮付けも優しい味付けです。
食べ終わったあともさっぱりとした味わいです。

どの定食も、ボリュームはありますが、柔らかい味付けで、
食後はほのかな満足感に満たされます。
お会計の際に、乳酸飲料がお土産でいただけます。

これで午後のお仕事にも集中して取り組むことができました。

お近くに立ち寄られた際には、是非麹村のヘルシーな和定食を味わってみて下さい♪

ごちそうさまでした!

麹村ホームページ https://koujimura.owst.jp/

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本の紹介『トリノトリビア』後編

 

『トリノトリビア』後編~

 

 

 

 

 

 

 

 

その2「カワセミの脚は極端に短い」

(以下5章 けっこうすごい鳥のからだ より)

 鳥類学者の川上先生曰く、

カワセミは青く美しい鳥で、 バードウォッチングで人気のある種です。 この鳥の名は漢字で翡翠と書き、同名の宝石の名の由来ともなっています。しかし、その脚を観察するのは容易ではありません。何しろ極端に短いのです。(p147)

ええっ!先生本当ですか? Kingfisherなのに・・・短足の王様とは・・・

ちょっとがっかり。

それを証明するのがこの写真 ↓ 確かに短足!

カワセミは水辺にすむ鳥で、水辺にすむ鳥たちは水や草に邪魔されずに移動するために長い足が不可欠であると、書いてある。何故カワセミは短足なのか?サギやツルとは比べようもないが、では他の鳥とはどうだろうか?

そこで登場いただいたのは以下の鳥たち。

ウグイス(ホーホケキョ!)

ハクセキレイ(おすまし)photo by tsukumocchi

メジロ(もう春だよ~)

ノビタキ(塩顔のイケメン?)

 

みんな脚が長い。   

何故カワセミは短足なのか? 

実はその理由を川上先生はちゃんと明記されている。空中から急降下して魚を得るときに、脚が長いと水の抵抗が大きくなり失速する。美しい流線型を実現する短足は優秀な漁師の証拠であると。ちなみにカワセミが獲物を定めて捕らえるまでの時間は7~8秒、まさに目にもとまらぬ早さだそうだ。(『野鳥記』平野伸明 福音書店より)

さらに川上先生によれば、

カワセミは、ときには1メートルにもなるトンネルを川辺の崖に掘り、その中に営巣します。もしも脚が長ければ、細いトンネル内を歩くのは至難の技です。この空間では、短足こそが機能的なのです。彼らにとって脚は短ければ短いほどカッコよいのです。

ここで納得!(へぇ~ボタンの連打)

王者は みかけより実力 ということですね!!


 

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本の紹介~『トリノトリビア』前編

昨年読んだ本で面白かったのは鳥類学者川上和人さんの『トリノトリビア』(株式会社東西社発行)だった。

川上和人著『トリノトリビア』(株式会社東西社)

「はじめに」の部分で川上さんが鳥はいまだに謎に満ちた存在だと言っているがその通りだと思う。その謎を実に愉快に解き明かしてくれている。文章が軽妙で、わかりやすくて、読みながら心の「へぇ~」ボタンを押しまくった。

さらにこの本にはマツダユタカさんのマンガが付いているが、このマンガの鳥たちが実に親しみやすく愉快なのだ。

当事務所のシンボルのカワセミは2回登場している。それを紹介したいと思う。

その1「カワセミは魚をさしだしプロポーズ」(以下3章鳥たちの恋愛事情より抜粋)

カワセミのオスは、繁殖期には魚を捕まえてメスに渡します。メスはオスが気に入ると魚を受け取って交尾が行われます。オレって、こんなにじょうずに魚が取れるんだぜ! というアピールと同時に、これから卵を産み、抱卵するメスの栄養補給もできてしまう、一石二鳥の求愛です。しかもメスが食べやすいように、捕らえた魚をぴったんぴったんと止まり木に叩きつけて動きを止め、飲みこむときにうろこが引っかからないように、ちゃんと頭をメスに向けて渡します。何というやさしさ、なんという細やかな心づかいでしょう。(P100 ~101)

それを証明する写真を探してみたら、このとおり!

多摩大学大学院教授の田坂広志氏が自分の中に静かな自信が実ったとき、自然に現れてくる資質,それが謙虚さだと、「風の便り159便」で語っているが、やさしさや細やかな心づかいも同じではないだろうか。

カワセミは英名ではKingfisher. 自信に満ちた王の資質なのだろう。

その2「カワセミの脚は極端に短い」は次号に続く。

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